2013年10月

メデラ シンフォニー(電動搾乳器)

記事内(電動搾乳器を使ってみる!)でも使用感などは書いていますが、ここではより詳細なスペックも含めてご紹介していきます。

メデラ社製電動搾乳器シンフォニー

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価格:13,150円
(2013/10/30 00:01時点)
感想(88件)



<基本的な機能>

・電動ダブルポンプによる2フェーズ搾乳
・病院仕様preemie+プログラム搭載モデルに関しては、新生児(出生後数日間)特有の吸啜リズムを再現する搾乳も可能


<機能詳細>

①ダブルポンプ採用のわけ
・短時間でたくさん搾乳出来る…両側一気に搾乳するので、当然と言えば当然ですね(^_^;)
・母乳生産量が増える…母乳を生産するにはプロラクチンというホルモンが必要ですが、プロラクチンは赤ちゃんがおっぱいを吸う刺激によって分泌されます。電動ダブルポンプを用いた搾乳では、直接授乳した場合に引けを取らない量のプロラクチンが分泌されるそうで、したがって母乳生産量も直接授乳と同様に増えるということです。

②2フェーズ搾乳とは
赤ちゃんの吸啜に似せた二段階式の搾乳のこと。
赤ちゃんは初めは浅く速い吸い付きを行い、射乳現象が始まると、深くゆっくりとした吸い付きに切り替えます。
私の赤ちゃんも、観察してみると「ちゅっちゅっちゅっちゅっ」と吸い始まって、そのうち「ごっくん、ごっくん」とゆっくりあごを動かすようになります。
シンフォニーはこの二段階の吸い付きを、それぞれ「刺激フェーズ」「さく乳フェーズ」として再現出来るので、短時間で効率的な搾乳が可能になるのです。

③preemie+プログラム
preemieとは早産児のことですが、このプログラムは正期産で生まれた新生児の、生後数日間に見られる吸啜刺激に似せて作られたものです。
母乳の出方の安定しない生後数日間は赤ちゃんも様々なパターンで吸啜しているので、このプログラムも二種類の刺激リズムと一種類の搾乳リズムを、休憩を含めながら組み合わせてあります。
preemie+は搾乳がメインの目的ではなく、おっぱいに新生児特有の刺激を与えて、母乳の生産を促すことが目的なのだそうです。
たとえば早産や他の理由によって赤ちゃんがNICUに入院となった場合でも、preemie+を使っておっぱいを刺激してあげれば母乳は出るようになるわけです。
しかもその母乳が赤ちゃんの成長を促すので、一石二鳥というか、なくてはならない存在になるわけですね。


<使用感>

・痛くない!…乳首に傷が出来たのでシンフォニーを使うことになった私ですが、シンフォニーの搾乳は痛くありませんでした。
・子宮がキューッとなる!…これぞまさしく、赤ちゃんの吸い付きに似ている証拠ですね。子宮が収縮していく感覚は、赤ちゃんにおっぱいを吸わせた時と同じでした。
・体勢が恥ずかしい!…両胸同時なので、パジャマをはだけて両手でポンプを抱えて15分間じっとしていました。その間に看護師さんが来たりすると、ちょっとむしろごめんなさいという感じでした(笑)
・搾乳が早い…搾乳自体は15分程で終わるので、あっという間です。
・準備と片付けが手間…直接授乳に比べれば、やはりこれは大変です。いちいちポンプ二つのパーツも洗って消毒するので、準備するときも多少時間はかかります。


以上、シンフォニーについてまとめてみました。
機能についてはメデラ社ホームページに書いてあるものを抜粋してまとめました。
上記のページには様々な研究に基づく同社製品の効果に関する根拠も数多く載せられています。
興味のある方はぜひご覧ください。





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乳首に白い栓が詰まった!

右胸がカチカチになったときは、乳首には見た目の変化はありませんでした。
しかし、今度は左胸の乳首に白いものが詰まっているようになってしまいました



<症状>
・乳首に白いものが詰まっている(毛穴に詰まった角栓のように見えるもの)
・乳房の一部が張っている

<原因>
・授乳間隔があき過ぎたこと
・飲み残しの母乳を搾っていなかったこと
・添え乳や抱き方のクセで飲まれる乳腺と飲まれない乳腺が出来てしまったこと

<対策>
・赤ちゃんに飲んでもらって詰まりを解消する
・飲み残しがあるようなら搾乳してしまう
・添え乳をやめ、抱き方のバリエーションを増やす



今度は左胸でトラブルです(-_-;)
最初の自覚症状は乳首に白いものが見えたことでした。
お顔の毛穴で角栓が目立ってしまったときのような感じで、白いものが母乳の出口に詰まっているように見えました。

出口が詰まってしまったなら張っている部分があるはず、と思って探したところ、左胸内側の下のあたりが確かに張っていました。

また赤ちゃんに吸ってもらったら一発で解消かな、と思っていたんですが、この詰まりはそうはいきませんでした。

乳房の張り自体は次の授乳でほぼなくなったのですが、白い詰まりがそのまま残ってしまいました。
これは搾乳器を使ってみても変わらず、そのまま丸一日ほど白いものが取れませんでした。
しかし白い詰まりは気が付いたらなくなっていたので、ほかの方が経験されたように、「母乳がピューッと出た」のかどうかはわかりませんでした。

出口に詰まりがあったにも関わらず、乳房の張りがあまりなかったのが不思議です。
おそらく出口が複数ある乳腺のところが詰まったのだろうと思っていますが…。


私は赤ちゃんが生まれたときから授乳が下手で、タテ抱きでの授乳しかマスターしていなかったんです。
(乳首のくわえさせ方が下手で乳首に傷が出来てしまったため、慣れない抱き方に変えて失敗するのが怖かったのです
おそらくそのせいで、飲まれない乳腺の部分に少しずつトラブルが起こってしまったのかな、と反省しています。

そのうえ(そのくせ)添え乳で授乳することもあったので、乳首や乳腺に更なる負担をかけてしまったのだと思います(´;ω;`)

なのでこのトラブル以降、余裕のある時に少しずつ抱き方を変えるように努力しています。
それでも横抱きがやっとなのですが……。
しかもこのトラブルには更なる後日談があるのです………。



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お乳がカチカチに張ってしまった!(乳腺炎一歩手前)

母乳がたまってくると胸が張ってきますが、授乳間隔があき過ぎてカチカチになってしまうこともありますよね。
しかしそのカチカチ感が、搾乳でも解消されなかったという経験です。



<症状>
・乳房がカチカチに張る
・搾乳しても一部の張りがおさまらない

<原因>
・授乳間隔があき過ぎた
・一部の乳腺が詰まっている

<対策>
・3時間を目安に赤ちゃんに飲んでもらうか、搾乳する
・搾乳しても解消されなければ、赤ちゃんに飲んでもらう



退院後は、直接授乳をメインに頑張っています。
でもすべての授乳を直母にすると乳首がヒリヒリするので、ミルクをあげたり搾乳したものをあげたりして、乳首に傷が出来ないように工夫していました。

あるとき、ふと気づいたら両胸ともカチカチに張ってしまっていました。
しかも赤ちゃんはミルクを飲んでぐっすりお休み中。

とりあえず搾乳しておけばいいかな、と思って搾乳器でしゅこしゅこやっていたのですが、なぜか右胸の内側部分がカチカチに張ったまま。

「おかしいな?」

とカチカチになった部分から乳首に向けて、母乳を押し出すようにマッサージしてみたのですが、カチカチのまま母乳が出てこない!

「これはまずい!どこか詰まってる!!」

とにわかに焦り出す私。
赤ちゃんはまだ寝ていたのでネットでいろいろ調べたところ、まさに乳腺炎一歩手前の状態なんだと確信。
次の授乳では詰まっているらしき右胸から飲ませてみよう!と心に決めて、赤ちゃんが目覚めるのを待っていました。

待っている間、もう一度搾乳を試みたり、マッサージしてみたりしていたのですがダメで、赤ちゃんが飲んでも解消されなかったらどうしようとすごく不安でした。

そうこうしていたら、ついに赤ちゃんが覚醒!
やったーお願いします!と早速授乳してみました。

すると、なんと一発であっさり張り解消!!
搾乳器とマッサージを駆使してもダメだったのに、赤ちゃんってすごい!
泣きがひどいときはモンスターに見えていた我が子が、このときはまさに天使に思えました(*´∀`*)

ママだけが100%頑張って育児をしてあげているわけではなく、赤ちゃんとママはお互いに助け合っているんだな、と感じた出来事でした。
こういうちょっとした事件が、赤ちゃんへの愛情をものすごく感じるきっかけにもなるのですね。





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手動搾乳器を使ってみる!

電動搾乳器シンフォニーを使うこと3日、順調に母乳の量も増え、少しずつ乳首の傷も治ってきました。
乳首はカサブタが出来ている状態だったのですが、痛みはだいぶ引いていました。

退院の日も近いということで、再び助産師さんに手伝っていただきながら直母の練習をしました。
久しぶり(3日振り)に赤ちゃんに吸わせるということでかなり緊張したのですが、このときは以前のような激痛!ということはなく、赤ちゃんの吸い付く圧力になんとか耐えられるような感じでした。

赤ちゃんの口から出てきた乳首は、カサブタがなくなって鮮やかなピンク色になっていましたw(*゚o゚*)w
赤ちゃんカサブタ食べちゃったみたいですけど大丈夫なんですか、と思わず助産師さんに聞いてしまいましたが、大丈夫だそうです(`・ω・´)

しかし、連続で直母の練習をしていたら、やっぱり乳首がヒリヒリしてきてしまいました(´-ω-`)
やっぱり直母だけしか選択肢がないのは厳しそうだな、と思っていたら、今度は自宅でも手軽に使えるから、と手動搾乳器を勧めてくださいました。
同じくメデラ社製、ハーモニーです。

メデラ ハーモニー手動さく乳器

価格:7,600円
(2013/10/23 23:42時点)
感想(11件)



このハーモニーも、やはり赤ちゃんの吸い付き刺激に近い刺激です。
というか、シンフォニー(電動搾乳器)の吸い付きとほとんど変わらない吸い付きを、手動で再現することが出来ます!

ハンドルの両端どちらも使えるようになっていて、それぞれ少しずつ違う吸い付きを再現してくれます。
そして何より、1本のボトルで両胸の搾乳をするので、洗い物が少なくて済みます。
両胸同時のシンフォニーより、搾乳しているときの体の自由度も断然あります!

手動搾乳器になっても、母乳の量はきちんと増えていきました。
そして、こちらも短時間で搾乳出来るので、1分でも睡眠時間を確保したい新生児ママには本当にオススメできます。

ただ、病院側が最初から手動搾乳器を勧めなかったのは、ママたちに電動の搾乳のリズムや感覚を覚えてもらって、そのリズムや力加減で搾乳出来るようにさせたかったからではないかなと思いました。

いきなり手動式搾乳器を渡されたら、とにかく力いっぱいポンプを押して、結局乳首などを痛めてしまうかもしれません。
それだけ電動搾乳器の力加減は絶妙でしたし、新米ママとしては赤ちゃんがどのくらいの力で吸い付いてくるのかよくわからないですから、「お手本」として文明の利器に頼るのも良いことだと思います。

ですので、もし搾乳器を使ってみようかと検討中の方がいらしたら、一度電動のものをレンタルなりして、どんな風にポンプが吸い付いてくるのかを体験してみた方が良いかもしれません。

私は退院するときにこの手動搾乳器ハーモニーを購入し、今でも自宅で使っています





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電動搾乳器を使ってみる!

乳首に傷が出来てしまい、あまりにも痛いので直母はお休みにすることにしました。
結果、搾乳したものを飲ませ、足りない分はミルクを足していくことにしました。
(マイベビーは生後2日目には、誕生時に比べて10%の体重減少があったのです。)

この時点での搾乳は、助産師さん・看護師さんによる手搾りでした。
乳腺を中心に向けてなぞるように刺激していき、乳輪の淵を少し押し込んでつまむ…というイメージです。
乳首の先に黄色い初乳がジワリとにじみ出てくると、シリンジ(針のない注射器のようなもの)で吸い取っていくという、本当に地道な作業でした。

それでも乳管が2~3個は開通していて、搾れば出てきたので
「(スタートとしては)出は良い方ですよ」
と助産師さんが言ってくださり、それだけが心の支えになっていました。

けれど、母乳は赤ちゃんの吸い付く刺激によって生産を促されるのだと知っていたので、このまま搾乳だけになったら出なくなるのではないか、とものすごく不安でした(>_<)

その不安を察したかのように、看護師さんが電動搾乳器を勧めてくださいました。
それがこちら、メデラ社製シンフォニーです。

メデラ 電動搾乳器 シンフォニーダブルポンプセット【レンタル1ヶ月】

価格:13,230円
(2013/10/22 00:15時点)
感想(0件)

赤ちゃんの吸い付きを再現しているこの電動搾乳器、使ってみたらかなり優秀なものであることがわかりました。

搾乳のモードを選択することが出来て、赤ちゃんの吸い付き刺激をバリエーション豊富に再現するモードと、とにかく量を確保する本気の搾乳モードとを選んで使うことが出来ます。
さらに、ポンプの吸い付く圧力も調節することが出来るので、その時々の体調に合わせて無理のない搾乳をすることが出来ます。
そして、赤ちゃんの吸い付きと同じ刺激を与えてくれるので、母乳の生産量も次第にしっかり増えていきました。

病院では早産などによって赤ちゃんがNICUに入院していて、ママが授乳出来ないケースなどで活用されているので、非常に信頼できる搾乳器です。

私は入院中に病院の搾乳器を使っていたのですが、ネット上でも搾乳器のレンタルサービスがあるようです。
実際に母乳が入るポンプの部分は買い取りとなるようですが、それでもこのシンフォニーがレンタル出来るというのは心強いものです。

直母以外にも選択肢があるということ、そしてその選択肢を知るということは、とても重要なことなんだと、このとき痛感しました。





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