我が子が一歳二ヶ月になったとき、授乳時に嫌悪感を覚えるようになりました。
(詳しくは前回記事『授乳、したくない』をご覧ください。)

そこで、一歳三ヶ月で断乳することを決意し、いろいろと調べてみました。

今回は、断乳に関するたくさんの情報をまとめ、その中から私がどのような選択をしていったかをご紹介していきたいと思います。

母乳育児に関する情報で よく聞くのは「桶谷式」という言葉ですので、桶谷式の断乳について調べてみました。



<桶谷式の断乳のすすめ方>

・断乳の条件
子…ひとり歩きが出来ること。
   三食きちんと食べられること。
   体調が良いこと。
母…体調が良く、乳房にトラブルがないこと。
   断乳をする決心ができていること。

・断乳をする季節
真夏や真冬など、体調を崩しやすい時期を避ける。

・断乳の流れ
断乳一週間前…「○日でおっぱいばいばいだよ」と、一日一回の言い聞かせを開始する。
           授乳回数を減らす必要はない。

断乳当日…「これでおっぱい最後だよ」と話し、子どもの気が済むまでたっぷり授乳する。
         授乳後、おっぱいに可愛い絵を描いておき、その後子どもがおっぱいを欲しがったら、その絵        を見せて「おっぱいアンパンマンになっちゃった!」などと言って諦めさせる。
        おっぱいのことを忘れられるくらい、たっぷり遊んであげると、夜も眠れるようになる。
        水分補給に気をつけ、夜中にお腹が空くようならおにぎりなどを与える。

・乳房のケア
断乳当日と翌日…痛くなったら圧抜き程度に搾る。搾りすぎると母乳の分泌が止まらないので注意するこ            と。
   
断乳三日目…すっきりするまで搾る。できればプロに搾乳してもらうのが、今後のトラブル防止のためにも          望ましい。

断乳四日目以降…痛い時は軽く搾るが、そろそろ分泌は減ってきているはず。

断乳十日目…すっきりするまで搾る。プロに依頼するのが望ましい。

以降は断乳一ヶ月後に再びプロに搾乳してもらい、乳房ケアは終了となる。



私もおおまかにこの流れを参考にして断乳しました。

ただ、調べていると断乳に関する情報というものは本当にあふれていて、

言い聞かせ期間ひとつとっても、一週間というものから、一ヶ月というものまでさまざま、

授乳回数は断乳に向けて減らした方がいいとか、そのままの回数を維持していいとか、

乳房ケアも、一日一回はすっきりするまで搾っていいというものから、可能な限り三日目までは搾らないというものもあり…。

結局十人十色というか、ママと赤ちゃんの数だけ断乳の姿もあるのかなあ、と思います。

乳房ケアや断乳前後の子どものケアに精通している、例えばこの「桶谷式」というようなやり方を基本に、実際の母子の状態や断乳の進み具合によって、臨機応変に対応していくことが重要なのかな、と思いました。

実際私も、この基本の流れから少々逸脱したこともありますが、概ね断乳はスムーズに成功したと思っています。

というわけで、次回からは、この基本の流れを踏まえた上で始まった私と我が子の断乳計画が、どのように進んでいったのかをレポートしていきたいと思います。



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